ハリマ化成グループ

IR情報

ご質問に対する最新回答

株主・投資家の皆様から寄せられた最新のご質問と回答事例を掲載しています。

2019年3月期第2四半期決算後のお問い合わせ(2018年10月30日)

ローター社の今期予想は?
2018年12月期は売上高320億円、営業利益16億円を想定しており、営業利益は昨対比3億2千8百万円増(25.8%増)です。
第2四半期は計画より上振れしていますか?
売上高はほぼ計画通りで、営業利益が2億5千4百万円増と販売数量増です。経常利益は6億3千1百万円増ですが、前期は為替差損が▲1億7千7百万円であったものの、第二四半期は2億8千5百万円の為替益に転じています。
中国における米国製古紙輸入制限の影響は出ていますか?
中国の資源ごみ(固体廃棄物)輸入制限により)夾雑物が多い米国品は事実上輸入制限されており製紙用薬品への影響はあると考えています。中国国内古紙の再利用では製紙用薬品の役割が大きくなる。これは当面続くと思われます。(中国では3月に混入物比率を1.5%から0.5%に引き上げ、8月23日から25%関税を公表したことから事実上米国品が減少。2017年実績では中国における古紙輸入量(2,572万トン)に占める米国からの輸入量は45%(1,169万トン)、日本からの輸入量は9.5%、244万トン)
増配を決められたが継続できますか? 投資家は次の増配も期待します。
当社は配当性向では公表していませんが、安定的に配当するように努めています。最終利益が拡大したこともあり増配しました。今期予想で配当性向は24%程度となります。前々期は14円でしたが、記念増配もあり前期は23円でした。それを34円にしても特段大きな下振れ要因がありませんので、今後も安定的に配当していきたいと考えます。

第76期 定時株主総会(2018年6月22日)

ローター社の粘接着剤とインキ用樹脂の売上比率は?
2017年度販売数量は、粘接着剤用樹脂61.5%、インキ用樹脂38.5%です。 世界的にデジタル化が進み印刷インキが減少しているため、粘接着剤用樹脂の多様化と拡販策に取り組んでいます。
中期経営計画2年間の成果と3年間の成果予想は?
中期経営計画NEW HARIMA 2018(2016年度~2018年度)では、2018年度は売上高1,000億円、営業利益60億円を目標としています。一方、2017年度実績は売上高733億円、営業利益40億円。2018年度業績予想は売上高800億円、営業利益45億円としています。計画策定時の為替とロジンなどの原材料価格の下落、M&A未実現により乖離があります。当社の海外売上高比率が6割近くあるため、為替の影響を受けやすく、原材料価格下落は売上高が下振れとなります。
高耐久はんだのような画期的な商品が他にありませんか?
自動車ではADAS(エーダス)と言われる自動運転など、非常に高い信頼性を求められる分野で、高耐久はんだは成長が期待できます。これまでの製品開発は、お客様のニーズを満たすことにかなりの労力を使っています。そこで中長期成長計画として、当社の強みである松由来のロジンや脂肪酸などのビジネス拡大策。または、これらの有効成分を取り出すためのゲノム解析、代謝経路の解析を始めています。
短期的な利益追求になってしまう四半期決算制度についてどのように考えていますか?
四半期ごとの決算発表は非常に短期の業績・利益を追い求めやすく、もう少し長期視点で経営に取り組んでいこうと考えています。四半期や1年毎の業績を意識しないわけにはいきませんが、長期的に業績を上げていく方策を検討している状況です。
加古川製造所の余剰電力の売電量と蒸気タービンの年間停止日数、停止期間対策は?
ハリマエムアイディ株式会社のバイオマス発電では、2018年3月期の年間発電量は1,766万kwh、売電量は657万kwhです。年間40~45日はボイラーが停止しているため、電力会社から購入しています。
昨今、リスクマネジメントの体制が満足に機能しない企業が多々見受けらます。当社は機能していますか?
ハリマグローバル企業行動基準」を定め、グループ全体の企業倫理の確立を図るとともに、子会社に対し法令や社内規程の遵守体制に関する指導・支援を行っています。また海外子会社を含めてリスクを洗い出し、内部統制月報として毎月監査等委員会で各グループ責任者に報告する体制で行い、データベース化も行っています。 ローターは米国系会社であり、主な活動拠点にEUが含まれていますので、リスクマネジメントは進んでいるところもあり、世界中どこであってもガバナンスが効くということに努めています
新製品の開発に対して、リスクマネジメントの体制が機能していますか?
製品を上市する前に、違法物の混入、海外法規制ならびに法整備、環境規制に関してチェックをしています。法規制を遵守し、お客様からのお問合せに対して回答できるように努めています。詳細につきましては「環境・CSR」の「 化学品・製品安全への取り組み」をご覧ください。

これまでのよくあるご質問と回答

株式に関して

証券コードは?
4410です。
株主名簿管理人、株主の諸手続きについての連絡先はどこですか?
三井住友信託銀行です。
「三井住友信託銀行」の「個人のお客さま/株式に関するお手続き」
( http://www.smtb.jp/personal/agency/)のページをご覧ください。
株主総会の日程はどこでわかりますか?
定時株主総会は毎年6月下旬に開催しております。「 IRカレンダー」をご覧ください。
株主優待制度はありますか?
特に設けておりません。
配当金支払いの株主確定日はいつですか?
毎年3月31日と9月30日です。
特別口座から株式を引き出すにはどうすればよいですか?
特別口座に登録された株式に関する各種お手続きは三井住友信託銀行にお問合せください。なお、三井住友信託銀行全国本支店でもお取次ぎが可能です。
ご連絡先:0120-782-031
支払い期日の過ぎた配当金の受け取り方法は?
支払期日から3年以内の未受領配当金は、三井住友信託銀行全国本支店でお支払いします。
ご連絡先:0120-782-031
発行済み株式数はいくらですか?
株価情報」をご覧ください。

決算・財務関連

2018年3月期の業績は過去の水準と比較してどうですか?
売上高は過去最高が2015年3月期の826億円、翌期の810億円、2018年3月期が733億円という事で3番目。営業利益、経常利益、当期利益はともに2018年3月期が過去最高となりました。
為替感応度はどれくらいですか?
1円の円高で換算しますと、輸入原料である、主原料の粗トール油は3,000万ドル、その他石化製品も4,000万ドルで+7,000万円。売上高は-約4億円、海外子会社の利益は-2,800万円となります。
過去の決算資料を見たいのですが?
決算短信」の一覧、もしくは「 ファクトブック」をご覧ください。

事業活動に関して

ロジンとは何でしょうか?
ロジンは松科の植物に多量に含まれる松やに(松脂、しょうし)の樹脂成分です。松は世界中で育成され紙の原料や材木として利用されていますが、松やにも揮発成分のテレピン油、樹脂成分のロジンが広く化学品として活用されています。詳しくは「 パインケミカルとは」をご覧ください。
主原料が天然資源であることから相場や為替影響を大きくうけるのでは?
原料価格や為替の影響は少なからず受けます、化石燃料についても総購入原料の約6割を占めることから影響は受けます。主原料であるロジンはかつて中国が5割以上を占める生産地であった事から価格変動を大きく受けていましたが、現在では中国産の市場占有率が3分の1程度となり、ブラジル、アルゼンチン、ベトナムなどの産地も活性化しており大きな変動は起こらないものと考えています。また為替影響については、本項「 Q:為替感応度はどれくらいですか?」をご覧ください。
ロジンのグループ内調達率はどのくらいですか?
約60%をグループ内で生産しています。

研究開発・技術に関して

研究開発・技術について知りたいのですが?
研究開発」をご覧ください。「 テクノロジーレポート」では最新の技術開発に関する社内論文を掲載しています。
最近よく耳にするナノテクノロジーの研究開発の取組みについて教えてください。
「製品紹介」の「 電子材料」をご覧ください。

環境・安全に関して

環境保全への取組みについて教えてください。
当社の環境に関する基本的な考え方として「ハリマ化成グループ 環境方針」を制定し、「環境管理体制」「環境マネジメントシステム」を構築しています。「環境目的と実績」についても公表しておりますので、「環境・CSR」の「 環境保全への取り組み」をご覧ください。
地球温暖化に対する取組みはどうなっているのですか?
当社は「自然の恵みをくらしに活かす」を基本理念に、粗トール油を精留する際に得られる副産品をバイオマス燃料として利用し、2005年3月からバイオマス発電設備を稼働させています。これにより化石燃料を使用した場合と比較すると、年間約42,000トンのCO 2排出量削減を行っています。 この他にも「3R活動」(3R:リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle))を推進し、地球温暖化防止のための活動を行っています。詳しくは、「 環境・CSR」をご覧ください。
コーポレートガバナンスや内部統制について規定されていますか?
「環境・CSR」の「 コーポレートガバナンスと内部統制」ページをご覧ください。

社会貢献活動に関して

企業として社会貢献活動はされていますか?
財団活動などを通じて科学技術の振興、芸術、文化活動の支援や人材育成に取り組んでいます。詳しくは「環境・CSR」の「 社会とともに」をご覧ください。
ボランティア活動はされていますか?
2016年には熊本地震に関連し復興支援策として寄付・ボランティア活動を行いました。詳しくは「熊本地震復興支援 」をご覧ください。